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2005年10月17日

様変わり

今年はよく釣れるという話で、例年にくらべて釣り客が多い。
猫達も居場所が無くあちらこちらにちらばっている。

夏の終わり、多くの猫達が旅立った。パルボと思われる症状で
死んでいった。前の週までは元気にしていた馴染みのねこ達ばかりだ。
猫の死に直面すると、いつも力が抜け、不甲斐なさを痛感する。
何もできないのは分かっているのだけれど。
もう、来るのはやめようかとも思った。逃げ出したくなるけれど。
知らなくとも、どこかで多くの猫達が死んでいく。
知らなければいいという話でも無いと思う。
必ず死んでいく猫はいるのだ。
いつかもっと多くの猫達を救えるように。逃げないで、
今はできることを続けていくしか無いんだと思う。

もうすぐ釣りシーズンも終わり、静かな公園に戻る。
寒い冬の前、猫達にとって束の間の安息の時期だ。

投稿者 ikemi : 2005年10月17日 02:06

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コメント

野良猫と関わっている人達は多かれ少なかれいけみさんと同じ様な思いをしてきてると思います。
辛い事が多すぎますもんね・・・
それだけ愛情をもって接しているから痛みも半端じゃなかったりするのですが
でもそんな思いをしても逃げちゃダメなんだといつも自分に言い聞かせます。
無力な自分でも猫達を見続けて行く事は出来る。
それだけでも違うかなって。

いけみさんの悲しみと天国へいってしまった猫達の魂が
一日も早く癒される事をお祈りしています。

投稿者 なつばら : 2005年10月18日 00:59

ありがとうございます、猫達も喜んでいるはずです。

多くの猫が捨てられるので、このような事態も
予測してはいました。でも眼前で起こると感じ方も
違うものなのですね。
悲しくもあり、怒りもあり、目や耳を閉じて逃げ出したい
気持ちもあり‥。
自分自身と向き合う機会を与えてもらったような気がします。
日曜もまた新しい猫が捨てられていました。
彼らの未来が少しでも明るくあれと願うばかりです。

投稿者 いけみ : 2005年10月18日 03:15

この現実を 命を 粗末に扱う人に 知って欲しいよ
こうして 哀しんだり 悩んだりしている人たちのこともさ
ホント 哀しいことばかりだよねぇ…

でもさ 彼らは 必ずしも 不幸ではないと思う

投稿者 K◎ : 2005年10月20日 02:37

束縛されることなく、自由に生きている。
羨むほどの表情で、走ったり転げ回ったり、
短い時間だけれど、猫生を生き抜いている。

たまに空腹を癒す程度の手助けしかできなかったけれど
幸せに感じてくれているといいなぁ。

投稿者 いけみ : 2005年10月20日 04:07

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