2006年09月30日

あれやこれや

カイが遊びに来た。写真を撮ろうと
キャリーバックから出しても、すぐに入り直してしまう。
家の中でも何かの拍子に驚いたりすると、しばらく隠れているらしい。
とても臆病な猫なのだ。
この日は前足の付け根にできた膿胞の治療の帰りで、
痛い思いをしたのか余計に怯えているようだった。

今月始めにも、体を洗おうと水をかけた途端に驚いて
風呂場の網戸を突き破り脱走した。その後行方不明に。
当日の夕方メールが来て、一緒に探したけれど見つからず。
逃がしてしまった娘さんは大泣きで、元気もなく落ち込んでいた。
遠くに逃げてはいないはず、思うよりずっと近くにいるから大丈夫、
驚いて隠れているだけだからね、と元気づけておいた。
水とごはんを家の周りに数カ所に用意して
切らさないようにと伝えておいた。そして、3日後。
庭先でレオと一緒に並んでいたのを見つけてなんとか確保。
どこに隠れていたか分からないけれど、大事に至らなくてよかった。

んで、今日
治療してきた怪我は先週の日曜日のこと‥
カイの足が折れているかもしれない....とメールがあって
休日に開いている病院に連れて行った。
診断では前足の付け根の炎症で骨には異常が無く
注射をして帰宅した後はすっかり元気になり、
レオと大騒ぎをしていたそうだ。で、
2〜3日したら、患部が膨らんできたので、掛かり付けの
病院に連れて行った。今度は化膿して膿が溜まってしまったらしい。
小さな油断で病気を悪化させてしまい、反省ひとしおの飼い主さんだけれど
よほどのことがないと猫は痛そうにしないからなぁ。それに
猫の皮膚は薄く、化膿しても内部へ進行してしまい、表面からは
見つけにくい。破裂してやっと気付くときもあるし。
原因はレオの噛み傷かムカデなどの毒虫か分からないけれど
経過もなんとか順調で何より。

短い間にあれやこれやと、ほんと
お騒がせにゃんこなのだ。まぁ、飼い主さんの
心配の数だけ愛情も深くなっていくんだろうけど‥、ねぇ。

投稿者 ikemi : 01:35 | コメント (4) | トラックバック

2006年08月23日

ロシアンブルーのカイ

レオのお家に新入りが来た。名前は海(カイ)。6ヶ月の男の子。
ペットショップの売れ残りで、
「売れなかったら引取やすぜぇ。うへへへ‥」と
言ったかどうかは分からないけど、そこに出入りの男が宣言していたそうな。
そいつの職業は製薬会社の営業。つまり、ね。
推して知るべし‥。で、
レオんちの娘さんが、
引き取らねばぁー!やんや、やんやー!。と
連れてきちゃったわけで‥。とりあえず、
よかったね、カイ。

ノラさんもだけれど、商用種も大変なのだ。
金を出せばどんな人であろうと買われていくし。
買われなければ‥、ねぇ。遺伝子異常の病気もあるし。
きっちりした管理下でのブリードは雑種と比べても遺伝子病は少ないし正常です。と
犬猫をブリードする前に、すべてのブリーダーをきっちり啓蒙してください。
素人も含めて。そんなことできないと思う。人間の欲望は限りないから。
そんなにしたければ、気持ち悪いと思うし鬼畜だと思うけれど、
自分の精子・卵子を使ってやってください、必要のない子は間引いてください。
隠れてやれば大丈夫だから勝手にやってください。
自分の子供が生まれれば、どんな子供でもかわいく思えるのと同じように
飼ってみればどんな犬猫でもかわいくなるもんです。血統書など必要ない。
なので、
人間と意志疎通できるペットの売買は禁止してほしいと思っている。
少なくとも、動物保護センターで殺処分されることが無くなるまで。
犬猫のいない生活など考えられないけれど
金を出して犬猫を買うことはしない。
買うという行為をやめることが悲しい犬猫を作り出さない
最善の方策だと信じている。

「うちに来たら押さえ込みますぜぇ。うへへへ‥」と
レオが言ったかどうか分からないけれど、とりあえず
幸せそうだね、カイ。

投稿者 ikemi : 04:01 | コメント (4) | トラックバック