2010年03月26日
いじめられ猫
日曜日タブがやってきて、ご飯を食べている姿を見ていたら
耳の付け根辺りに噛み傷があった。すでに化膿していて
膿まで出ている。午後を過ぎていたので病院にも連れて行けず
軽い手当てだけでもしておこうと準備をした。
周りを軽く押しただけで、傷口から膿が出てくる。臭いもきつく、
噛まれた後、塞がったその下で化膿部位が拡がっていき
破裂し、傷口が開いたのだと思う。
周りの毛をハサミで刈り上げて、膿を絞り出し
希釈したイソジンで傷口を洗った。抗生剤の軟膏を
ぬりこみ、そしてにゃあに出されていた抗生剤の
余りを与えておいた。素人にできるのはこの程度までか。
その後、3時間ほど猫布団で寝ていたけれど、夜になり
少し落ち着いたのか、外に出て行った。
オス猫の場合、上半身にケンカ傷がある猫は、比較的強い猫で
下半身に傷がある猫は弱い猫。相手に向かっていって出来た傷と
相手から逃げる時に付けられた傷の違いで判断できる。
タブは強い猫なのかなと思ったけれど、後ろ足の内側にも
多数の傷があった。頭の傷もかなり深く噛み込まれた傷跡なので
不意を突かれたか、抵抗する余裕もなかったか。
どうみても弱い猫だった。
かんちゃんも弱い猫だったけれど、車の下の使い方が上手く
まずはそこに逃げ込み、体制を整えて応戦していた。
タブはそれも不器用なんだろう。あちらこちらでオス猫に
虐められているんだろうと思うと不憫だ。
動物である限り虐めはついて回るモノ。知性ある人間でも
無くならないんだから、仕方のないこと。タブにも
もう少し手を差し伸べた方が良いかもしれない、と思った。
投稿者 ikemi : 2010年03月26日 02:39
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コメント
たっくん、よくそんなに手当てさせてくれたわね～。
「ボクのこと、守ってよ！」って言ってるのかな。
外猫時代のしろ太は気が強くって、縄張りの侵入者には真正面からガンガン向かっていっちゃって。
でもあの体の小ささではね、いつも負けてたみたいで、その日はどこかに隠れてるんだか帰って来なかった。
喧嘩が絶えなくなって、心配で心配で、室内猫になってもらったんだけど。
しろ太は、外に未練はなさそうで、むしろ、安全な室内生活に満足しているように感じます。
たっくんにも、安心な日々を送ってもらいたいな。
投稿者 びー母 : 2010年03月27日 08:20
おお～、たっくんとかんちゃんの豪華二本立て、こりゃ見ないと損ですぜ、お客さん。^^v
たっくん、なんとなく、かんちゃんの雰囲気がありますね～。
強くない♂猫、お人よしっぽい♂猫・・・
喧嘩が弱くても、性格の良い猫のほうが好きですにゃ。^^v
投稿者 黒顔羊 : 2010年03月27日 21:34
●黒顔羊さま
たっくんはナノにからかわれて、猫パンチされても
されるがままの大人しい猫です。
自己表現が上手く出来ないので、いじめの対象になって
しまうんじゃないかと思っています。
甘えんぼうで可愛いんですけど、ねぇ(^_^)
投稿者 いけみ : 2010年03月28日 01:09
ホント ホント 黒顔羊さんのおっしゃるとおり 豪華二本立てだ！
（あ、黒顔羊さん どーもです！）
猫の世界も 本当に大変ですよねぇ …
でも こうやって 身を休める場所があるだけで
どんなに 心強いことか！
いけみドクターさん ご苦労様です！
投稿者 K◎ : 2010年03月30日 23:52
●katsumaruさま
タブの怪我はなんとか治りました(^_^)
化膿部位が拡がって、耳が落ちちゃうんじゃないか
と心配したんですけど、ね。
取り越し苦労でしたわ(^_^)
投稿者 いけみ : 2010年03月31日 02:15