« 笑門福来 | メイン | 解禁 »

2009年10月04日

居間育ち、居間暮らし

10月3日土曜日、ミミが旅立ちました。
本日、荼毘に付す予定です。
ミミを励まし、今まで見守ってくださいましたみなさまには
深くお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

五日ほど前からごはんを自力では食べなくなり
一昨日から水もほとんど口にしなくなり、心配しておりました。
目は開けているものの横たわったままで、浅い呼吸を
繰り返している状態でした。しかし、極度の貧血で不明瞭な意識の中でも、
こちらの呼びかけには尻尾を振り返事をしてくれていました。

猫白血病キャリアで、こうなることは分かっておりました。
一才を越える今までよく頑張って生き抜いてくれたと思います。それでも、
短い猫生のほとんどを居間の中にとじ込めて生活させておりましたし、
痩せ細った亡骸を見ると、ミミは何のために生まれてきたのだろうか?
と思えてなりません。自由を奪って良かったのだろうか?とも感じています。
たとえ、命はもっと短くなろうとも自由な生活の方が猫にとっては
幸せなのではなかっただろうかとも思えてきます。
ミミの死を無駄にしないためにも、ゆっくり考えようと思います。

名前を呼ぶと必ずニャーッ!と返事をする可愛らしい猫でした。
何にでも興味を示し、好奇心旺盛で、猫じゃらしが大好き、
遊ぶのが大好きな猫でした。
猫の国に行ったのなら、今まで知らなかったお日様の光や、
柔らかなそよ風や、その匂いを感じて自由に思うがままに飛び回って
遊んで欲しいと思います。もう自由だよ、ミミ。
ありがとう、そしてごめんね。
いつかまた会おう。

投稿者 ikemi : 2009年10月04日 04:05

トラックバック

トラックバックURL (三つあるURLの上と下はダミーです):
http://neko.milk.tc/nekomilklog/mew/mt-tb1.cgi/dummy
http://neko.milk.tc/nekomilklog/mew/mt-tb0.cgi/686
http://neko.milk.tc/nekomilklog/mew/mt-tb2.cgi/dummy

コメント

悲しいことがありましたね。暫く辛いと思いますが、元気出して下さい。  僕が今飼っているネコの前のネコは、家から一歩も外に出たことのないネコでした。ある日玄関が空いていて、初めて外に大冒険をした時のことでした、家の前で直ぐにクルマにはねられてしまい、二階の玄関まで這い上がってきて、玄関の前で死んでいました。中に入れてくれと痛みをこらえながらそこで死んでいったのです。暫く可哀想で可哀想で仕方なく、今もそのネコのことを思い出しては悲しい気持ちになります。ネコは死ぬとき誰にも見つからないところへ行って死ぬといいますが、家に戻ってきてくれたそのネコは本当に自分が家族なんだって思っていてくれたのだとわかりました。楽しかった思い出をもって乗り越えて行きましょう。思い出してあげるのもネコにとっては慰めとなるに違いないと思っています。  うちのネコは昨日ブログに写真をアップしました。亡くなったうちのネコも同じ様な感じのネコでした。

投稿者 きの : 2009年10月04日 06:48

そうでしたか、さみしくなりますね。
若かっただけに、もっと遊びたかっただろうな、なんて考えてしまいますけど。

ペット動物は、飼われたそのときから飼い主にライフスタイルを強いられてしまいます。
でも、いけみさんとこでは自由を奪われただけではなく、オイシイご飯、暖かいお布団、そしていけみさんとのまったりと過ごした時間や楽しい遊び・・・たくさんにかこまれて暮らしていたことと思います。

また会えるよ。元気なミミちゃんと遊べる日が来るよ。

投稿者 びー母 : 2009年10月04日 12:08

●きのさま
どうもありがとうございます。
前の猫さんは、お家が安住の地だったのでしょうね。
ふつう猫は隠れようとしますから。
ミミのことはいつものことですけど、まだ実感がわきません。
彼女の残した形跡を見ては思い出すんだと思います。

●びー母さま
どうもありがとうございます。
この一ヶ月、元気が無くて心配していました。
あまり鳴かなくなっていて存在感も薄くなっていました。
ほんと良い薬があればいいんですけど、仕方ありません。
ミミの分まで精一杯生きて楽しんで行こうと思っています(^_^)

投稿者 いけみ : 2009年10月04日 20:28

悲しいことがあったんですね。

いけみさんの所で過ごした方が幸せだったのか、それとも外で自由に暮らした方が幸せだったのか、それは本猫以外には分かりませんが、少なくとも愛されていたことは分かっていただろうし、いけみさんを愛していたのだと思います。
そう感じました。

投稿者 daisi : 2009年10月04日 23:17

つらいですね。。。
夜中から朝にかけて おつきあいしてくれてたミミちゃんが
いないと、とてもさびしいですね。
お世話をしていた奥様は・・・大丈夫ですか?(大丈夫なわけないんですけどね・・・)

ミミちゃんは、人を信じることができて幸せにゃんこだったと思うんですよ。
不幸なことに病気があったけれど、いけみさんご夫妻に可愛がられて、
短かかった事が悔やまれてなりませんけど、きっと
「ありがと!」と思っている気がします。
ミミちゃん、どうぞ安らかに眠ってください。
そしてまた会いにおいでね。

投稿者 cat@@ : 2009年10月05日 00:36

・・・ショックです。
元気がないとおっしゃっていたけど、元気になってくれると信じていたのに・・・。
悲しいです・・・。
重度の貧血・・・、白血病が発症してしまってたんですね・・・。

狭い空間でも(わが家なんて極狭な所に5匹ですよ)ミミちゃんのおウチは小さい時からいた居間だった訳で、ぽかぽか陽気の中日向ぼったするだけで、いけみさんや奥さんが側にいてくれるだけで幸せいっぱいだったと思うんです。不自由なんてちっとも思ってなかったと思うな・・・。お写真見てたら伝わってくるもん。

猫の喉をならす仕草を見ていると、私は幸せを感じます。どんなコもこの一瞬はこのコも幸せに感じてくれてるんだと思えます。保護してあげられないコは沢山いますが、ミミちゃんは短い生涯となってしまいこの悲しみはどうにもならないけど、愛情いっぱいにいけみさん達ご夫婦に家族として迎えられ、一瞬一瞬数えきれないくらいの幸せをミミちゃんは感じていたと思うんですよね。自然体で。

私も思います。おとうちゃん、おかあちゃん、ありがとうって言ってるって。
天国でみんながあったかく迎えてくれてますよね、きっと。

投稿者 なつばら : 2009年10月05日 02:18

●daisiさま
どうもありがとうございます。
短いと分かってその命と向き合うことで、考えさせられることが多かったです。
猫にはいつもいろいろと教えられます。これからも
猫達に教えを受けて生活していくんだと思っています(^_^)

●cat@@さま
どうもありがとうございます。
やっぱり居なくなると、とても寂しいです。カミさんは早い目に
二階の寝室に上がっていってしまっていました。
ミミが私たち暮らして、楽しかったと思ってくれていれば
良いと思います。そう思って逝ってくれたならば、救われる気がします。

●なつばらさま
どうもありがとうございます。
7月くらいから体重が落ちていて発症を知り
いろんな種類のフードを買ってきて、数を増やしたり
すり潰してみたりと、食べる工夫をしておりました。
獣医さんには、点滴、輸血など延命の治療は途中から、
お断りして精神的負担を軽減させ様子を見ながら
苦しむようでしたら安楽死も選択肢として考えておりました。
幸い、最期まで、元気は無いものの、痛がったり
息苦しく辛そうにしている様子はなかったです。
猫白血病から誘発される、内臓疾患やリンパ系の腫瘍など
患うことがなかったのが良かったのかも知れません。
公園の猫達をお世話している経験から、この状態より小康状態まで
回復する子猫達も見ています。猫に九生ありとはよく言ったものだ
と思うこともしばしばです。ミミもまた、回復してくれるのではないか
と、願いながら看ておりました。週末から体温低下が著しく、
カミさんの後を追いながら歩く姿は痛々しいほどでしたけど
頑張って生きてくれました。自由を与えてやれなかったのは
残念でたまりません。けれど、ほんと自慢の娘です。

投稿者 いけみ : 2009年10月05日 03:27

悲しいお別れでしたね。ご飯が食べられなくなってやせ細っていく姿は、ほんと辛いものです。
前の子が発病した時、「元気になって欲しい」と色んな事を試し、願いながらも、日に日に弱り、痩せ細る姿を見ると「楽にしてあげたい」という気持ちも頭をよぎって、色々と頭が交錯しました。
息をしなくなった子を抱いた時、すごく悲しい反面「これで楽になったね」と。
 いけみさんご夫婦と一緒に過ごせた事は、ミミちゃんにとって幸せでかけがえのない時間だったと思います。
なぜなら、きっといけみさんご夫婦もミミちゃんがいる生活は楽しかったと思うから。(私もそう思うことにしました)
 でもこれからも、思い出の中で一緒に過ごしていくんですよ。
きっと天国で、トイくんやはちろくんがミミちゃんと仲良くして待っててくれますから。
 又いつか会える日を。

投稿者 meg : 2009年10月05日 12:46

●megさま
どうもありがとうございます。
きっとダウちゃんとの経験に比べれば、私の辛さなどは
大したことは無いんでしょうね。最初から分かっていましたから
心の準備はするようにしていました。
他の猫達と同じように四六時中一緒にいられれば、もっと
有意義な思い出や、世話ができたんだと思います。
もう少し生きていてくれれば、仕事も暇になってくる季節ですから
一緒に外に出て散歩でもしようと思っていました。
猫散歩を数回しかしてやれなかったのが残念です。


投稿者 いけみ : 2009年10月06日 05:14

ミミちゃん、旅立ってしまったのですね・・・。

いけみさん、お疲れさまでした。
弱っていく子を見守ることしか出来ないのは、本当に辛いですよね。
こればかりは、何度経験しても慣れることは出来ませんもの。
いけみさんが撮るミミちゃんの写真を見れば、どれだけミミちゃんが幸せを感じてたか分かりますよ。
だから、あまり悔やまないでくださいね。

天国にはうちの連中もたくさんいるし、きっとみんなと一緒に元気に駆け回っていると思いますよ。

投稿者 てんこ : 2009年10月06日 14:39

ううう、ついにその日が来てしまったんですね。
本当に悲しい、そして残念です。

お盆に豊橋遠征に行ったときには、まだ元気にしていたのに・・・
ミミちゃんは撮りそびれていたので、秋になったらまた訪問して撮らせてもらうつもりだったのに・・・
いけみさんのところに来たときから限られた命だったとは言え、ちょっと早すぎる・・・

でも、きっと虹の橋のたもとで、いけみさんたちを待っていてくれますよ。
一緒に過ごした時間は短かったとしても、絶対に忘れてないはずです。

心からご冥福をお祈りします。

投稿者 黒顔羊 : 2009年10月06日 23:14

●てんこさま
どうもありがとうございます。
時折侵入してくるナノと追いかけっこしたり
脱走しては、またナノと追いかけっこしたり
他の猫達と遊びたくて仕方ない様子でした。
慌てて仲を裂き、離ればなれにする
そんな日々でした。自由を手にした今、
天国にいる風猫ちゃん達に仲良くしてもらえれば
ミミも楽しいし、心強いはずです(^_^)

●黒顔羊さま
どうもありがとうございます。
ミミが黒顔羊さんとお会いした頃は、食欲が落ちていたものの
元気に遊んでいました。ミミのお写真を撮っていただけなかったのは
残念ですし、もう少し長生きしてくれれば良かったと思います。
それでも、ミミには躾をしなかったので居間の中では自由でした。
おかげで、壁紙はビリビリです(^_^;
それでも、ミミがここで生き抜いた証でもあります。
とても大切な思い出です(^_^)

投稿者 いけみ : 2009年10月07日 06:12

ごめんなさい …
気付くのが 遅くって …

ミミちゃんも いけみさんも 奥様も ホント 良く頑張りましたねぇ!
生きた時間など問題ではありませんよねぇ!
ミミちゃんにとっても いけみさんご夫婦にとっても
かけがえのない 素晴しい時間だったはずです
愛する 愛されるって ホントにステキ!
それに 自由って 空間ではなく ココロの中にも存在するもので
ミミちゃんは 自由だったと思いますよ!(^^)

投稿者 K◎ : 2009年10月08日 12:20

●katsumaruさま
どうもありがとうございます。
やっぱり、ミミは死んじゃったよう。
分かってたんだけど、泣けるよね。
どうしようもないことだけど。
ほんでも、他の猫達のためにも自分のためにも
ミミのことを乗り越えて頑張る。
わたしがへこたれてはいかんもん、ねぇ。

投稿者 いけみ : 2009年10月09日 03:07

コメントしてください




保存しますか?